3歳の手と、6歳の手足

新年度を迎えてもうすぐ3か月。
新しい生活リズムにもだいぶ慣れてきました。

朝は息子と保育園へ。
この季節の登園時の楽しみは、これ。

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最近は「ぶーぶ」(車)の他にも、恐竜や生き物に興味を持ち始めた息子。
家ではダンゴムシをペットとして飼っています。

「ダンゴムシって、家で飼うものか・・・?」

という気もしますが、
水分補給の霧吹きをしたり、餌にニンジンの皮をあげたり、
毎日世話を続ける様子を見ると次第に情が沸いてくるような、
こないような・・・(笑)。

一方、「ねえね」は毎日放課後に「悠真塾」へ。

この3か月弱の、「運動」と「勉強」の面での成長は目覚ましく、

火曜と木曜に見ていただいているM先生も
「子どもって本当に、あっという間に変わるんですね・・・」
としみじみ話しておられました。

でも「いたずら」「おふざけ」癖は変わらず。

ちょっと目を離すと、ホワイトボードのペンを使ってこんなことに。

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♪幼稚園最後の日は、爪に赤いインクをこっそり塗った・・・

とは、ドリカムの「晴れたらいいね」の歌詞の一節ですが、
時期は3か月ほどずれたものの同じことを。

この時期の女子の定番行動なのでしょうか?


因みにこの歌の歌詞はその後、

♪私叱って泣かせたあなたにも、肩が並んで・・・

と続きますが、

こちらも定番のごとく、この後母親にこっぴどく叱られていました。

触ってみたり、試してみたり、叱られてみたり、
そんなことを毎日繰り返しながら、2人ともぐんぐん大きくなっています。

「ゆる体操教室」週3回×4年間の2人のお話

神楽坂ゆる体操教室では2014年より、定額で1か月間、教室のレッスンに回数制限なく参加できる「フリー受講制度」を始めましたが、このシステムがスタートした当初からほぼ4年間、毎月「フリー受講」を続けておられる会員さんが2名おられます。

お一人は、5月18日の「ブレインゆる」の記事でもご紹介したYさん。
そしてもうお一人は、日本舞踊家としてこのブログでも何度かご紹介をさせていただいた長澤永子(西川喜之華)さんです。

Yさんは趣味で和太鼓の演奏にも取り組んでいます。
既に約20年続けているとのことですので、趣味と言うよりも「ライフワーク」と言うべきかも知れませんが、先日、そのYさんの所属する和太鼓の会の公演が浅草であり、私も伺わせていただきました。

和太鼓の舞台は初めて拝見しましたが、音の生み出す「迫力」と多様なリズムの生み出す「気落ちよさ」、そして演者同士、演者と鑑賞者の「一体感」を感じさせる素晴らしい場で、とても楽しませていただきました。

大人数での演奏でしたが、Yさんの軸の通った立ち姿とやわらかい動きは異彩を放っていて、すぐにYさんであることがわかりました。

その姿を拝見し、ゆる体操が太鼓の演奏にも生きていることがすぐにわかりました。
和太鼓の演奏は見るからに激しく、大変そうなのですが、Yさんに後日伺ったところ、ゆる体操のお蔭で全然疲れずに太鼓を楽しめるようになったとのこと。

「ゆる体操」の上達を仕事にも趣味にも存分に生かし、いつも楽しそうにされているYさんを拝見すると、本当に「良い人生を過ごしている方だな・・・」という気がします。

レッスン後の雑談でそのようなことを、やはり和太鼓の公演を見に行かれ、Yさんと同じくフリー受講を続けておられる長澤さんにお話をしたところ、フリー受講を始める前後でのゆる体操に対しての気持ちの変化について、興味深いお話を教えてくれました。

長澤さんのご入会は2011年の3月でしたが、最初の3年ほどは月3回くらいのペースで通っておられ、その後私からの勧めもありフリー受講を始められました。

月3ペースで通っていた頃、ゆる体操のレッスンは「行かなければならないもの」という位置づけだったそうです。
教室に通うということは、当たり前のことではありますが自分の身体を教室まで運んでいき、その上で70分なり90分なりという時間を「投資」しなければなりません。

だから「教室に通う」ということが、時として重荷に感じ、

「あ~っ!、こんな忙しい時に“ゆる体操”にも通わなくちゃいけない。
なんでこんな時に予約を入れちゃったんだろう・・・」

と思うこともあったとのことです。

忙しい「本職」のお仕事を持ちつつ、舞踊家として日々稽古に励む長澤さんが、それに加えてゆる体操の教室に通っているわけですから、そのように思うことがあっても無理はない・・・とも思えるのですが、フリー受講をされるようになってから、レッスンの位置づけが「行かなければばらないもの」から「行きたいもの」に180度変わったのだそうです。

曰く、今では忙しい時、疲れていてどうしようもないような時、

「よし、ここで教室に行けば何とかなる・・・」

と思うようになったとのこと。

忙しくても疲れていても、何とか教室まで身体を運ぶことさえできれば、あとは指導員のリードに任せ、教室の皆さんと一緒に体操をしているうちに疲れが取れ、元気が沸き、状況がガラッと好転する・・・ということがわかっているので、迷わず「行く」選択をするのだそうです。

「それが、月3で通っていた時にはわからなかったんです。フリー受講にしてから初めてわかった。
今思えば(最初の3年間は)随分もったいないことをしたなと思います・・・」

と、言われていました。

ゆる体操は「ローコストハイリターン」。つまり、時間や手間や気力といった「コスト」をあまりかけないでも高い効果(「リターン」)を得られる体操である・・・ということが、ひとつの大きな“セールスポイント”となっています。

教室に来られる方々は皆さんお忙しいこともあり、私からはこれまで基本的に、この「ローコストハイリターン」の考え方をベースにした取り組みを標準形としてお伝えしてきました。

ただ、かけるコストを上げると、リターンはその何倍も大きくなり、得られる満足度の次元が全く変わってくる・・・というのも実はゆる体操の特徴で、そのことを30代半ばでゆる体操指導員に転職をした私は身をもって実感しています。

Yさんや長澤さんのお話を聞きながら、これからは「ゆる体操」との「コストを少しだけ上げた」付き合い方の魅力も、ご紹介していく必要があるなということを感じました。

かけっこの前は「腿ユッタリ」

今日の神楽坂ゆる体操教室、10時半の「ゆる体操中級」に参加をされていたMさんは、2005年7月から通って下さっている大ベテラン。そのMさんからレッスン終了後、小2の息子Eくんについての嬉しいご報告をいただきました。

神楽坂教室ではかつて、小さいお子様を子育て中の会員さんを対象に月1回ほどのペースで「子連れクラス」を開講していたことがありますが、Eくんはこのクラスにお母さんと共に生後2か月の時から3~4歳くらいまで通ってきてくれていたので、私の中では自分の生徒のような気持ちでいます。


そんな、Eくんの小学校でも先日、運動会がありました。

お母さんのMさんの話しでは「運動がニガテ」だというEくん。
運動会前に何度か行われたかけっこの練習ではいつも最下位でした。

他のお友達のお宅で、母さんが息子さんに
「一等賞になったらお菓子を買ってあげる・・・」
と言っていたとの話を聞き、

Mさんが、
「Eも、一等賞になったら買ってあげるよ」
と言っても、

「僕はかけっこで一等賞になるのは無理だから、(自分の属する)赤組が優勝したら買って・・・」
と、全く自信のない様子。

そこでMさんは運動会前日、このブログの5月27日の記事でご紹介した私の娘の話を思い出し、かけっこの本番前に「ゆる体操」をやる作戦をEくんに伝えました。

最初は私の娘と同じく、「踵クル」で行こうとしましたが上手くできない様子なので「腿ユッタリ」に変更。

そして運動会当日。
お母さんの授けてくれた作戦を守り、かけっこのスタート前に「腿ユッタリ」をやり続けていたEくんは、何と一等賞になってしまいました。

私も、スマホで撮られた動画を見せてもらいましたが、「運動がニガテ」にはとても見えない、立派な走りをしていました。

応援に来ていたおじいちゃんおばあちゃんは大喜び。
でも、まさか自分が一等賞になるとは思っていなかったEくん本人はきょとんとしていたとか・・・。

5月21日にご紹介したTくんの話し、5月27日にご紹介した私の娘の話し、そして今回のEくんの話と、
「運動会かけっこ三部作」のようになってしまいました。

全員が一等賞とは、いかにも「ウマすぎる話し」のようですが、もちろん実話です。

これらのことについて、私が何よりもうれしいのは、「ゆる体操」を通して、「自分は足が遅い」「自分は今回は勝てない」と思っていた子どもたちが、その壁を打ち破る手伝いをすることができたことです。

子どもは本来誰でも、無限の可能性を持っているのだと思います。
でも、多くの子どもたちは“見えない壁”によってそのせっかくの可能性を押しとどめられてしまっているようです。

その、子どもの“見えない壁”を突き破るのに、「ゆる体操」は私が当初想像し、期待していた以上に有効なものだったのではないか・・・と思い始めています。

これから、壁を破った子どもたちの笑顔をたくさん見るのが楽しみです。


※ちなみにタイトルに書きました通り、かけっこの前は(座りながらの)「腿ユッタリ」がおススメです。
なぜかと言うと、かけっこのスタート前はずっと安坐で座っていて、立つのはスタート直前になってから・・・というケースが多いからです。
私はその流れを知らず娘に、立位で行う「踵クル」をやるように伝え、娘は律儀にもスタート直前にそれを守りましたが、そのお蔭でスタートが遅れてしまいました。

これから運動会という方は、ぜひご参考に・・・。

パパとおんなじ・・・。

毎朝、息子と二人で保育園に登園するようになって2か月が過ぎました。

男の子は女の子と違ってよく話すわけではないので、お互い無言で歩くことも多いのですが、そんな中でも、これまでママべったりだった息子に少しずつ変化の兆しが現れ始めました。

ひとつは、パパである私の行動を見て、そのマネを喜んでするようになったこと。

そんな息子が「パパとおんなじだね」と言う昨日の登園風景がこちら。

ブログ20180602A

サングラスがパパとおんなじ。

まではわかるけど、
なぜに電卓を・・・?

息子は保育園までの行き道の気を紛らわすため、お気に入りのグッズを手にもって歩くのが毎日の決まりで、それはたいていブーブ(ミニカー)なのですが、今日は出発前にパソコンに向かうパパの姿をまね、パソコン代わりの電卓がお気に入りになったのでした。

自分をマネしながらどんどん育っていく子供を前にパパは、嬉しさと“何となくまずい気持ち”の入り混じった複雑な心境です(笑)。

悔しい一等賞・・・。

昨日は娘の小学校の運動会。

保育園時代、年中・年長と「かけっこ」で一等賞だった娘は当然、「小学校でも一等賞」を目指して張り切っていました。

でも、運動会前に行われた徒競走の事前練習では2位。
一緒に走ることになった、隣の席の仲良しのお友達が、実は足が早いということを知りました。

それでもあきらめずに1番をめざそう・・・ということで前日私と特訓を行って本番を迎えました。

スタート直前。
私が教えた通り、「踵クル」を入念に繰り返す娘。

そして、スタート。
前半やや遅れをとったもののあきらめずに走り続け、ついにテープ直前で逆転してゴール!
一等賞です・・・。

レース後、

「やった~! 勝った~っ!!」

と飛び上がって喜ぶ娘。

ゴール後は、誘導係の上級生が各順位の旗の下まで連れて行ってくれることになっていますが、それに構わず「1」の旗に向かってひとりで走り出し、係の上級生が慌てて追いかける一幕も・・・つまり、それだけ嬉しかったのでしょう。

実は自分も飛び上がりたいほど嬉しかった私は平静を装いながら、早速録画をしたビデオをチェックしました。
するとそこで、思わぬ事実が明らかに・・・。

先頭を走っていたお友達が、ゴール直前に引かれた黄色いラインをゴールと勘違いし、失速をしていたのです。

そうとは知らず、最高の気分で運動会を終えた娘もその後、教室に戻ってからその事実を知りました。


帰り際、校門の前で家族の記念写真を撮る際、母親から

「一等賞の“いち”のポーズで写ってみたら・・・?」

と言われてもそれを拒む娘。

勝ったのは確かに勝ったけど、自分の本当の実力ではなく、相手のミスによって勝った・・・というのが悔しく、納得がいかないようです。
(もちろん、ゴールを間違えて負けてしまったお友達は、それ以上に悔しかったことと思いますが・・・。)


でも、ここで「悔しい」と思える娘を、私は内心嬉しく思いました。

「悔しいと思うけど、一等賞は一等賞だ。最後まであきらめずに一生懸命走ったから、運が味方してくれたのかもしれないぞ」
「でも、次は本当の実力で一等賞になれるようにがんばろう!」

と話すと、静かにうなずく娘。

彼女にとってはある意味、

「勝つことによって得られるもの」と「負けることによって得られるもの」の両方を一度に得ることができた、貴重な体験だったのかも知れません。
プロフィール

TEMO-YAN

Author:TEMO-YAN
坪山 佳史 (つぼやま よしふみ)

1967年 東京神楽坂出身。
中央大学商学部卒業後、(株)ベネッセコーポレーションに入社。
12年半の同社勤務を経て退職後、2004年2月に神楽坂ゆる体操教室を開校。
現在、同校を含め都内4か所のスタジオ・カルチャースクールで
「ゆる体操」「ゆるウォーク」を指導。

株式会社坪山佳史事務所 代表取締役
日本ゆる協会公認 ゆる体操正指導員中級

<指導を行っている「ゆる体操教室」>

●神楽坂ゆる体操教室
(2004年2月開校)

●聖蹟桜ヶ丘ゆる体操教室
(2003年9月開校)

●読売日本テレビ文化センター
錦糸町
(2004年7月開校)

●JEUGIAカルチャーセンター
多摩センター
(2004年10月開校)

<指導・運営する小学生対象の私塾>

●神楽坂悠真塾
 (2018年2月開校)

★ゆる体操教室の話し、悠真塾の話し、そして6歳の娘と3歳の息子の話しが、よく出てくると思います(笑)。
皆さんに楽しんでいただけたら幸いです。

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