いちご一粒のシアワセ・・・。
<11月27日(日)のレッスン>
● 900「ゆる体操初級」(神楽坂・坪山)
●1050「ゆるウォーク」(神楽坂・坪山)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
風邪で寝込んでしまった妻の代わりに、子ども2人を連れて外出。
スーパーに入ると、2人が早速目をつけたのは、いちご。
この時期のいちごは高いので、1人で買い物に来ていたら多分買わないと思うのですが、息子2歳が目を真ん丸にしながら
「イチゴ、オイシソウダネー・・・」
と訴える姿に負けて、買うことに。
妻は同様のシチュエーションに出くわすといつも後ろの棚を指さし、
「あっ、みかんがおいしそう~♥」
などと言って凌いでいたそうで、それだけに2人は大喜び。
買い物の後、近くの公園に連れて行くと、いつもはなかなか帰りたがらない息子が
「おうちでいちご食べようか?」
の一言で素直に帰り支度を始めます。
先日5歳になった娘は当然これまでの経緯を含めて理解をしていて、家に帰ると早速妻に
「ママはいちごはまだ高いからいつも買ってくれないけど、今日はパパが買ってくれた・・・」
と、報告をしていました。
何だが自分だけ点数を稼いでしまって申し訳ないようだけど、たまにはいいか?
ちなみに果物は家族4人分(もしくはママを除いた3人分)のお皿に分けられますが、最終的にはほとんどが子どもたち2人のお腹に入ることになります・・・(笑)。
そんな我が家の状況を書いているうちに、先日テレビで聞いたあるお話しを思い出しました。
永六輔さんが亡くなった葬儀の際、黒柳徹子さんが弔辞で話されたエピソードです。
(以下、私の記憶に基づいてご紹介しますが、もしも不正確なところがありましたらお許しください・・・)
戦後の、まだ皆が貧しかった時代、若き日の黒柳徹子さんが永六輔さん・渥美清さんら役者仲間と、「“海老チリ”というものを食べてみたい!」ということで中華料理店に行った。
とは言え皆、食うや食わずの身。たらふく食べるという訳にはいかず、皆でお金を出し合って一皿の海老チリを、「海老を1人何匹ずつ」と言った具合に分け合って食べた。
やがて渥美清さんが、(「こんなんじゃ食べた気がしない」ということで、)
「よーし、そのうち俺がたくさん稼いで、皆に“海老チリ”をたらふく、ご馳走してやるぞ」
と言うと、
永六輔さんが、「それは違うよ」と一言。
「皆でこうして、一皿の“海老チリ”を分け合って食べている今が、一番幸せなんだよ・・・」
と諭した。
・・・というお話です。
欲しいものはたくさんあるけど、
たまにしか手にすることができない。
それくらいが、ちょうどいいのかな?

● 900「ゆる体操初級」(神楽坂・坪山)
●1050「ゆるウォーク」(神楽坂・坪山)
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風邪で寝込んでしまった妻の代わりに、子ども2人を連れて外出。
スーパーに入ると、2人が早速目をつけたのは、いちご。
この時期のいちごは高いので、1人で買い物に来ていたら多分買わないと思うのですが、息子2歳が目を真ん丸にしながら
「イチゴ、オイシソウダネー・・・」
と訴える姿に負けて、買うことに。
妻は同様のシチュエーションに出くわすといつも後ろの棚を指さし、
「あっ、みかんがおいしそう~♥」
などと言って凌いでいたそうで、それだけに2人は大喜び。
買い物の後、近くの公園に連れて行くと、いつもはなかなか帰りたがらない息子が
「おうちでいちご食べようか?」
の一言で素直に帰り支度を始めます。
先日5歳になった娘は当然これまでの経緯を含めて理解をしていて、家に帰ると早速妻に
「ママはいちごはまだ高いからいつも買ってくれないけど、今日はパパが買ってくれた・・・」
と、報告をしていました。
何だが自分だけ点数を稼いでしまって申し訳ないようだけど、たまにはいいか?
ちなみに果物は家族4人分(もしくはママを除いた3人分)のお皿に分けられますが、最終的にはほとんどが子どもたち2人のお腹に入ることになります・・・(笑)。
そんな我が家の状況を書いているうちに、先日テレビで聞いたあるお話しを思い出しました。
永六輔さんが亡くなった葬儀の際、黒柳徹子さんが弔辞で話されたエピソードです。
(以下、私の記憶に基づいてご紹介しますが、もしも不正確なところがありましたらお許しください・・・)
戦後の、まだ皆が貧しかった時代、若き日の黒柳徹子さんが永六輔さん・渥美清さんら役者仲間と、「“海老チリ”というものを食べてみたい!」ということで中華料理店に行った。
とは言え皆、食うや食わずの身。たらふく食べるという訳にはいかず、皆でお金を出し合って一皿の海老チリを、「海老を1人何匹ずつ」と言った具合に分け合って食べた。
やがて渥美清さんが、(「こんなんじゃ食べた気がしない」ということで、)
「よーし、そのうち俺がたくさん稼いで、皆に“海老チリ”をたらふく、ご馳走してやるぞ」
と言うと、
永六輔さんが、「それは違うよ」と一言。
「皆でこうして、一皿の“海老チリ”を分け合って食べている今が、一番幸せなんだよ・・・」
と諭した。
・・・というお話です。
欲しいものはたくさんあるけど、
たまにしか手にすることができない。
それくらいが、ちょうどいいのかな?
